ケーブルテレビのJ-comがマンション向け電力供給サービスを開始したとのニュースがありました。

http://www.jcom.co.jp/corporate/newsreleases/2012/_47920.html

東京電力を全く介さない方式というのは非常に目を引きます。
電気料金も7~10%安くなるとのことですが、イメージ図には共用部分についての記載がないのでどうなるのか、何年契約なのか、導入に当たっては、従来の高圧一括受電のような全戸同意みたいなハードルはやはりあるのか、規模などの条件はあるのか等、いろいろと興味深いところです。

今回の記事では、新築ではなく、既存のマンションで導入されるというのも興味を引きます。

今後、東京電力以外から電気を買うような仕組みと電気料金低減の選択肢が増えていくのは、管理組合にとっても選択肢が増えてよいことですね。

投稿者プロフィール

川原 一守
川原 一守マンション管理士・行政書士川原一守事務所 代表
プロナーズ代表理事(総務担当兼務)
昭和50年生まれ。学習院大学経済学部卒。
マンション管理士、行政書士、管理業務主任者、宅地建物取引主任者。平成15年より横浜市 マンション・アドバイザー、平成18年より東京都分譲マンション管理アドバイザー等。
平成14年4月平塚市でマンション管理士事務所開設、平成16年3月横浜市に事務所を移転。
現在、20数件(約6,000戸)の管理組合と顧問契約し、管理組合運営のコンサルタントとして活動している。
著書に「困ったときにすぐわかるマンション管理の基礎知識」(インデックスコミュニケーションズ)
「マンション管理士で独立開業して確実に成功する本」(TAC出版)