千葉県マンション管理士会前会長の磯野重三郎さんが昨日(平成26年10月1日)お亡くなりになりました。
磯野さんは、千葉県マンション管理士会の立上げメンバーの一人で、その後もマンション管理士の普及活動やマンション管理士会の全国組織の構築などにも精力的に参加されてこられたこの世界の第一人者でした。
最近は体調を崩されて千葉県マンション管理士会の会長及び日本マンション管理士会連合会の副会長職を勇退され治療に専念なさっていましたが、多くの会員の願いかなわず昨日永眠されました。
私個人としても大変お世話になり、当事務所の小林副所長や、恩師の廣田信子氏を紹介してくださった方でもありました。亡くなる2日目に家内とお見舞いに行ったときは既に会話ができる状態ではなくなっていたのでもっと早くいけばよかったと後悔しています。
磯野さんは、生前から「マンション管理士会がバラバラではだめだ。全国組織として一つにまとまってこそ管理組合のために力を発揮できる。」と言い続けておられましたが、来年の春には、全国のマンション管理士会が一つにまとまるめどがついてきました。
その時を確かめることなく逝去されたことは残念だとは思いますが、残された私たちは磯野さんの意思をきちんと受け継いで生きていきたいと思います。
ご冥福をお祈りいたします。
在りし日の磯野重三郎さん
重松マンション管理士事務所オープン7周年の時の様子です。 最初は自宅の一室でやっていましたが、磯野さんの応援もあり2005年の8月1日に現在の場所に事務所を借りることになりました。 事務所のオープン記念日と磯野さんの誕生日が8月1日で一緒だったことも縁を感じます。 夜には、近くのレストランで会食をとりました。 一緒にいるのは、当時マンション管理センターの主席研究員の廣田信子さん。 ビールが大好きな磯野さんは上機嫌です。 |
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その年の重松事務所の忘年会です。 毎年頑張ってくれたスタッフやお世話になった方をご招待して楽しくやっています。 左端に一緒に映っているのは、現日本マンション管理士会連合会会長の親泊さん。 |
葬儀の様子
遺影はセミナーで講師をしている時の写真です。 人前で話すことは嫌いではなかったのですが、話しはあまり上手ではありませんでした。 いつも「何を言っているのかよく分からない。」といわれると、「お前たちのようなレベルの低い人間には俺の高尚な話は理解できないだろう。」とよく笑って言ってました。 |
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弔辞を述べる廣田信子さん 磯野さんの遺言をみんなで引き継いで頑張っていきます。 |
投稿者プロフィール
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プロナーズ理事(開発担当・監査人兼務)
マンション管理士、管理業務主任者、宅地建物取引主任者、ファイナンシャルプランナー、再開発プランナー、二級建築士、二級建築施工管理技士、建築設備検査資格者、甲種防火管理者、甲種危険物取扱者。
大手タイヤメーカー勤務を経て、平成15年2月マンション管理士として独立。財団法人マンション管理センターで嘱託社員として「マンションみらいネット」の立ち上げや「標準管理規約」第22条に対応する「開口部細則」の制定に従事。現在は約40件の管理組合と顧問契約を結びながら継続的な管理組合運営のサポートを行いつつ、大規模修繕工事や給排水管更新工事、管理コストの削減、管理費等の滞納、管理規約の改正等の個別コンサルティングを実施している。
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