先日の大雪の翌日(2月9日)、管理組合団体の交流会(八王子市管理組合連絡会。八王子市まちづくり公社主催)に行ってきました。支援する地域のマンション管理士会(首都圏マンション管理士会・東京多摩みなみ支部、八王子市マンション管理士会)の所属会員として、前半のセミナーの講師(最近の相談事例紹介)と、その後の交流会の進行役を務めさせていただきました。当日は、ひじょうに足元の悪い中にもかかわらず、参加された方々(約20名)からは、結果として、住民の高齢化と建物設備の高経年化に関する話題を中心に、互いの経験談も交えながら、活発な意見交換がなされました。その中で、マンションの老朽化での水漏れ対応や、住民も高齢化が進む中での理事会のなり手不足、運営の継続性確保の対策にとどまらず、どうやったら住民同士がお互いに無関心にならず支えあえるかなど、管理組合と自治会の各々目的は異なることを踏まえつつ、マンションでの共同生活を、どういうふうににコミュニティを培っていけるか等、限られた時間ではありましたが、参加された皆さんはとても真剣に議論されておりました。このような交流会は、それぞれのマンションの事情も異なり、特効薬的な解決策は、直ぐには得られませんが、同じようなマンションの管理組合、住民同士が、悩みを共感・共有し、意見の交換することにより、ヒントや気づきを発見できる場せあると思います。最近ではネットという便利なツールで情報入手が可能な世の中ですが、こういった交流会に参加されることも問題解決の為の有効な場となると思います。 ☆今後ともこのような管理組合の方々の交流の場でも、皆様と同じ視点に立ちながら、管理組合運営の改善に少しでもお役に立てるような活動支援に取り組んでまいります。
投稿者プロフィール
- 高校を卒業するまで瀬戸内海を見ながら過ごし、関西の大学卒業後は、東京の大手制御機器メーカーに34年間勤務し、システム営業やサービス含む販促支援などに従事した後、2011年3月退職。 その間には、東京、大阪、四国、北海道など転勤を通じて30年マンション暮らしを経験。 ところが永住を決めて東京郊外の新築マンションを購入し区分所有者となった入居後にまもなく様々な瑕疵問題にも遭遇。その後、理事、諮問委員会の活動などの経験を通して、マンションの維持管理の難しさ、重要性に覚醒。管理組合を支援する業務をセカンドライフとして選択。 趣味は、街歩き(若い時は山登り)、音楽鑑賞(吹奏楽)・カラオケ 。現在は東京西部・多摩地区を中心にマンションの規模、新旧など問わず、組合運営の支援に幅広く活動中。