2016年3月のプライバシーマークの取得をめざし、勉強を開始しました。
マンション管理組合のお手伝いをして13年目になりますが、次の2つのことは組合員が特に気になさる項目だと思います。
一つ目は、自分たちが納めている大切なお金を無駄遣いしないで適切に使ってもらえるかということです。
そして、もう二つ目は、自分の個人情報を適切に管理してもらっているかです。
マンション管理組合は、理事会を中心として業務を執行していきますが、理事会はマンション管理の専門家ではありませんから、組合員は個人の権利等が毀損されていないかどうしても気になるところです。
多くのマンション管理組合は、個人情報保護法で規定されている「個人情報取扱事業者」には当たりませんが、理事会は、区分所有者名簿をはじめとして多くの個人情報に接します。
また、単なる個人情報だけではなく、未収金リストや住民間のトラブルに関する情報など、秘匿性の高い個人情報も取り扱いますので、私たちも常に気を使うようにしています。
この度、P(プライバシー)マークの取得を目指して、専門のコンサルタントの指導を受け勉強を開始しました。
管理組合のお役にたてるとともに、重松マンション管理士事務所のスキルアップにもつながると思います。
総責任者は私がやりますが、管理責任者は小林副所長に担当していただきます。
文書審査、トップインタビューを含む現地審査等があり、結構難しいみたいですが、何とか合格できるように頑張ります。
来春には皆様に良い結果報告ができればいいなと思います。
今後定期的に進捗状況を報告いたします。
勉強会の様子
目標は、6か月でPマーク取得! 初回は2日間で、しっかりオリエンテーションです。 専門のコンサルタントの深川さんには、10日間ほど事務所に来ていただき指導を受けます。 といっても実は九州時代の高校の同級生で、軟式テニス部でも一緒でした。 勉強も運動も彼にはかないませんでしたが、社会人になってからは対等に張り合っています。 |
投稿者プロフィール
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プロナーズ理事(開発担当・監査人兼務)
マンション管理士、管理業務主任者、宅地建物取引主任者、ファイナンシャルプランナー、再開発プランナー、二級建築士、二級建築施工管理技士、建築設備検査資格者、甲種防火管理者、甲種危険物取扱者。
大手タイヤメーカー勤務を経て、平成15年2月マンション管理士として独立。財団法人マンション管理センターで嘱託社員として「マンションみらいネット」の立ち上げや「標準管理規約」第22条に対応する「開口部細則」の制定に従事。現在は約40件の管理組合と顧問契約を結びながら継続的な管理組合運営のサポートを行いつつ、大規模修繕工事や給排水管更新工事、管理コストの削減、管理費等の滞納、管理規約の改正等の個別コンサルティングを実施している。
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