札幌市水道局は9月27日、受水槽方式や増圧直結方式が採用されたマンションの管理組合らに停電時の給水方法の確認を促すリーフレットの郵送を始めた。昨年9月の北海道胆振東部地震での停電に伴う断水を踏まえ停電時も共用水栓から取水できる場合があることを周知する。
同市給水装置課によれば、リーフレットは賃貸を含む全約1万2000棟に順次郵送する。
同水道局では今年6・7月、市内の全水道使用世帯に同様のリーフレットを配布したが、給水設備を管理している管理組合にも送付して「さらなる周知を図る」。
リーフレットでは、受水槽方式は直圧部の水栓や受水槽周辺の水抜き用バルブで取水できる場合がある、増圧直結では非常用に直圧部への水栓設置を義務化しており屋外やポンプ室などにある水栓で取水可能だとしている。要望に応じ現地で水栓やバルブの位置の確認などについての説明も行う。
以上、マンション管理新聞第1117号より抜粋。
投稿者プロフィール
- マンション管理士(国家資格)・宅地建物取引士(国家資格)・区分所有管理士(マンション管理業協会認定資格で、管理業務主任者の上位資格)・マンション維持修繕技術者(マンション管理業協会認定資格)・管理業務主任者(国家資格)資格者で、奈良県初、大阪府堺市初かつ唯一のプロナーズ認定者
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