東京都新宿区の分譲マンション(築18年)の地下駐車場で4月15日、二酸化炭素消火設備から二酸化炭素(CO2)が放出され、天井の張り替えを行っていた作業員の男性4人が死亡する事故が起きた。作業中に誤って感知器などに触れ、誤放出につながった可能性が指摘されている。警視庁は20日、工事を実施した業者の本社などを業務上過失致死傷容疑で捜索した。
同様の事故は昨年12月、愛知県の立体駐車場でも発生し11人が死傷している。
東京消防庁は誤作動や誤放出を防ぐため二酸化炭素消火設備、またその付近で工事などを行う場合は消防設備士や消防設備点検資格者を立ち会わせるなど作業時の安全を確保するよう注意喚起を行っている。
同設備は自動火災報知設備の感知器が作動すると連動してCO2を放出。また手動起動装置の起動ボタンを押すと放出される仕組み。
以上、マンション管理新聞第1169(2021年4月25日・5月5日)合併号より。
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投稿者プロフィール
- マンション管理士(国家資格)・宅地建物取引士(国家資格)・区分所有管理士(マンション管理業協会認定資格で、管理業務主任者の上位資格)・マンション維持修繕技術者(マンション管理業協会認定資格)・管理業務主任者(国家資格)資格者で、奈良県初、大阪府堺市初かつ唯一のプロナーズ認定者
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