昨年4月にスタートしたマンション管理計画認定制度。公益財団法人マンション管理センターの専用閲覧サイトで公表される管理計画認定マンション数が7月14日付で100件に達した。24日時点での掲載数は103件に上っている。制度開始から約1年3カ月での3桁到達となった。認定マンションの6割弱は「マンション管理適正評価制度」の登録も行っていた。
管理計画の認定を行った自治体は町村部を含めると2県4区32市。
認定数上位の自治体
横浜市17
名古屋市10
所沢市7
神戸市6
大阪市5
浜松市4
熊本市4
京都市4
都道府県別に見ると最も認定数が最も多いのは神奈川県で24件。東京都17件、愛知県11件と続く。10件を超えているのは、この3都県のみ。認定マンションが存在している中で数が最も少ないのは北海道、岩手・岡山・和歌山県の4道県で、それぞれ1件。
自治体別では、認定数の1位は横浜市で17件。2位は名古屋で10件、3位は所沢市で7件となった。(上表参照)。
認定数が10を超えているのは横浜・名古屋市。認定数が1の自治体は18あり、全体の半数近くに上る。
政令市は20市中16市で認定マンションが出ている。7月に制度を開始した千葉・広島市に加え、新潟・相模原市ではまだ認定マンションは出ていない。
東京23区では板橋・台東・墨田・港区で認定マンションが誕生している。
竣工年別に見ると、1971~80年が10件、81~90年が23件、91~2000年が21件、01~10年が20件、11~20年が28件、21年以降が1件。認定時築40年以上のマンションは17件あり、認定時の築年の平均は23.7年だった。
認定マンションの中で最も竣工年が古いのは横浜市の「竹山16-2住宅」、名古屋市の「大蔵ハウス」で1971年。
戸数規模で見ると、最も多いのは31~50戸で19件。76~100戸の18件、51~75戸が15件で続く。最も戸数が多かったのは宝塚市の「中山五月台住宅団地」で790戸。最も戸数が少なかったのは八王子の「ヴェルドミール大和田」で13戸。
一般社団法人マンション管理業協会の「マンション管理適正評価制度」に登録しているのは103件中60件。全体の58.3%を占めた。評価は星五つが49件、星四つが11件。満点の100点を獲得したのは9件だった。
以上、マンション管理新聞第1243号より
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投稿者プロフィール
- マンション管理士(国家資格)・宅地建物取引士(国家資格)・区分所有管理士(マンション管理業協会認定資格で、管理業務主任者の上位資格)・マンション維持修繕技術者(マンション管理業協会認定資格)・管理業務主任者(国家資格)資格者で、奈良県初、大阪府堺市初かつ唯一のプロナーズ認定者
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