第5回継続研修(認定者対象)を実施しました

プロナーズでは、プロナーズ認定者に対しての認定研修後も一定の研修や実務に従事したポイントを取得しないとプロナーズ認定を更新できない制度を採用しています。

継続研修はその一環として認定継続のポイント対象として実施するもので、今回で5回目になります。この第5回目の継続研修は例年通り暑気払いも兼ねて東京渋谷で平成21年7月14日に午後一杯実施しました。

今回は約20名の認定者が参加、関東圏の認定者の75%が参加し、盛況の元に開催されました(年々増える認定者と高い研修参加率にだいぶ詰めて座らなければならず、会場に課題も出てきました・・・)。

第1部は「公団型規約見直しの実務」をテーマに親泊哲理事を講師に、実際に管理組合之規約改正についての説明会等で使用した資料を基にした実践的な研修です。
事前配信に資料には、改正の要旨と比較表から構成されていて、随所に穴埋めが必要な資料を使用しました。講師から参加者を指名しながら、実際の管理規約の改正の実務とマンション管理士がどのように関わるかを勉強しました。

プロナーズではたびたび、「団地型規約」を研修テーマに取り上げていますが、団地型のマンションの管理規約の改正のニーズは多いのですが、なかなかそのポイントを体系的に会得する機会がないのが現状です。
事業者としてマンション管理士には必須の事項ですので、認定者も繰り返し勉強しているところです。

第2部は「顧問先理事会での問題レクチャー演習」と題して、認定者が我々が管理組合と顧問契約をしている中で、よく理事会で取り上げられるテーマについて、理事会に出席したつもりになって、簡単な資料を作り、素人にわかりやすく説明する練習をしようという研修です。

今回のテーマは「大規模修繕の進めかた」、「駐車場の空き対策」、「管理費等の滞納」、「地デジ対策」、「管理組合法人化」というようなテーマでそれぞれ事前に準備した認定者が、理事会にレクチャーする演習を行ないました。

レクチャーした内容は研修参加者が素人のつもりでポイントをメモし、ちゃんと伝わったかどうかをレクチャーした本人にフィードバックすることも行ないました。

特にレクチャーを行なった参加者には自分の頭で理解するより、一歩先の人に教えるレベルの理解をするための有意義な研修をなりました。

終了後は、例年通り暑気払いを開催、大いに盛り上がりました。